「三宅島神着木遣太鼓」特別講習会、熱く!楽しく!

お知らせしているように、荒馬座ではこのたびの東日本大震災に際して、
芸能団体支援義援金」募金を始め、さまざまに被災芸能団体支援の活動をしています。

5/14)・15)には、三宅島の『神着木遣太鼓』の「特別講習会」として、
三宅島神着郷土芸能保存会』の皆さんを迎え「チャリティー講習会」をおこないました。

三宅島神着郷土芸能保存会』の皆さんは噴火での被災の経験もあり、
中野七頭舞』・『鵜住居青年会』・『浦浜念仏剣舞』の各保存会の皆さんと、
ひたち秋祭り」などのイベントで共演したこともあることから、今回の企画が実現しました。

今回は初心者も参加できる内容としたこともあって板橋の荒馬座・美里センターともに、
稽古場いっぱいの参加で、皆さん一日たっぷりと『神着木遣太鼓』を叩いてもらいました。

【受講された皆さんの声を紹介します】

▼「久しぶりの太鼓、また三宅島の太鼓の世界に魅了されました。祭りは楽しいし、生きている感がわきます。ぜひ一度島のまつりを体感したい。今、東北を元気づけるためにも、芸能を守るためにも、ぜひ今年盛大にお祭をやってもらいたいと思います。」

▼「まったくの初心者でしたが、何とかみんなについていき楽しく叩けました。わたしの実家も東北で被災し、友人・知人も数多く被災しています。みんなで被災地を支援していくようなこんな活動を今後ともよろしくお願いいたします。」

▼「とにかく保存会の人がかっこイイ!島独特の荒々しさ(?!)とダイナミックさを持ちながら、4時間ぶっ続けで叩くという辛抱強さとのんびりさもあって、太鼓の向こう側に島の風景が見えるような気がしました。ぜひ三宅島に行ってみたいと思います。」

▼「祭りの雰囲気が感じられてとても楽しかったです。
三宅島の太鼓は島のお祭の一部なんだなと知ることができました。
ぜひ一度島の祭りを見に行きたいです。」

▼「いろいろなところで叩かれている三宅島の太鼓ですが、保存会の方々が大切に伝えていることがわかりました。」

▼「自分の太鼓のできはともかく...、被災支援が大事!太鼓を叩いていられる私たちは幸せ者。東北の人たちがまた芸能に取り組めるように、このように何らかの形で応援していきたいです。噴火で被災した三宅島の人たちが、東北の震災での被災地支援のために、わざわざ島から来て、東北の皆さんを応援してくださる気持ちがまたうれしいですね。」

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