蕎麦屋さんで『荒馬座二人会』ディナーショー、好評でした!

11/13)の前橋に続き、11/23水・休)には本庄で『荒馬座二人会』をおこないました。
会場は、「庵・菊水」という知る人ぞ知るという蕎麦の名店!
今回は、40名様限定、お店を借り切っておいしいお蕎麦と1ドリンク付き、
という言わば「ディナーショー」形式!荒馬座としてはなかなか珍しい公演でした。

風情のある作りの店内で、三畳ほどのスペースを空けてもらい、舞台に仕立てて、
演技者と観客とが近く、お互いの息づかいも伝わるような空間で、
いつもの荒馬座公演とはまた趣を異にした「大人の雰囲気(?!)」という声もいただき、
なごやかな公演となりました。

ちなみに、今回は何と荒馬座の座友で尺八演奏家・作曲家の宮田耕八朗さんも駆けつけてくれました。「農」や日本の自然・風土をテーマにさまざまな作品を生み出している宮田さんは、「蕎麦」にも一家言あって、終演後の交流会ではお店のご主人との蕎麦談義も弾み、地域での「二人会」ならではのお楽しみもありました。

皆さんの街のライブスポット、小会場、小スペースで、荒馬座の小作品、いかがですか。

【お客さんのご感想を一部ご紹介します】

▼「『俵つみ唄』、三味線も唄も見事!『樽ばやし』『杓子舞』も感動的!」

▼「おいしいお蕎麦とともに、太鼓だけでなく唄も盛りだくさんで、心があたたかくなりました。笑いもあり、バチさばきも見事で見入ってしまいました。」

▼「いつもの荒馬座の公演と雰囲気を変えて、大人の気分(?)でゆったりとした時間を過ごすことができました。子守唄はとてもここちよく、杓子舞はやっぱりおもしろい!」

▼「たくさんの民謡が聞けてうれしかったです。東京にもたくさん民謡があるのですね!ぜひ唄い継いでください。」

▼「漁や農作業のそれぞれの仕事の様子や息づかいが、唄から伝わってくるようでした。歌詞の内容も詳しく知りたくなりました。」

▼「おいしいお蕎麦をいただきながら、こんなに間近で二人の舞台を独り占めできたような気分で、充実した時間でした。二人の表情や息づかい、目配せや気合いまでも、肌で感じることができ、自分も参加しているような気分でした。」

▼「わずか三畳ほどのスペースで、こんなにも豊かで迫力のある演技ができるものかと驚きました。『杓子舞』の芸達者な演技にはおかしみがあり楽しめました。こんなにも東京に民謡があるとは知らず、ただうっとりと聞き惚れました。」

▼「演者と客席がこれだけ近いと緊張感がありますが、それでも演じられる世界に入り込んでしまいました。人を楽しませるというのが、どれだけ意味あるものかということも実感させられました。ストレス社会の中でこういった時間を過ごせることがとても幸せだと感じました。」

▼「『唄は人から人へ受け継がれていくもの...』、本当にそうだなと思いました。『伝統文化はいつの世も人から人へと受け継がれていくもの、その文化を受け継ぐ人はよりよい文化にふれ感動できる人でなくてはならない。』という作曲家の丸山亜季さんの言葉を思い浮かべていました。」

Clip to Evernote このエントリーをはてなブックマークに追加Check