エイサー

沖縄の旧盆の時期に、中部を中心とした沖縄本島・周辺島嶼で伝えられている盆踊りです。
沖縄は祖先崇拝が強く、旧盆の行事も盛大で、旧暦の七月七日が盆の入り、十三日をウンケーといい、祖霊を迎えます。精霊送りをおこなう十五日が「ウークイ」と呼ばれ、その夜に各町内の青年会の若者が、三線に合わせて唄い囃し太鼓を打ち鳴らし、舞踊を奉納します。その後「道じゅねー」と呼ばれる村回りが始まり、青年たちは夜通しエイサーを踊り町は熱気であふれます。ひとつになってひびく太鼓の音は、祖先への感謝と青年会の団歌つと誇りを感じさせます。

▼太鼓民舞教室の様子

教室写真 荒馬座では、沖縄市の『園田青年会』に手ほどきを受けたものを基に舞台化しています。