活動レポート

あとりえ企画 シリーズ 平和の集い 平和と憲法をうたう「笠木透&雑花塾コンサート」

2005年10月16日

プログラム

第一部 未来を生きる君たちへ
第二部 九条と生きる NO WAR!PEACE9

矢崎光晴さんと座員による「蒙古の踊り」
今回は、笠木透さん自身の歌の人生を通して、憲法・平和への思いを、おおいに語り歌ってもらおうと企画しました。会場には七十名以上の人たちがつどい、一曲目から、笠木さんとともに観客の歌声が響き渡りました。誰でもすぐに歌える『ピースナイン』では、荒馬座の太鼓や鉦が加わりパワーアップした感じでした。


荒馬座と笠木さんの朗読によるジョイント
荒馬座からは、日中友好協会の矢崎光晴さんとの『蒙古踊り』。そして、『秩父屋台囃子』では、笠木さんの憲法九条の改悪を許さないという呼びかけ文の朗読とともに観客の胸に強く、平和への思いを訴えかけました。


(「あとりえ企画」担当・小林幸子)


いただいたご感想

  • 「『人の手から手へ文化はうけつがれる』という笠木さんの言葉、『蒙古の踊り』を踊った後に息を切らしながら矢崎さんのお話しされた最後の訴えがよかったです。『これから先は私たち...!』、心に残ることばでした。」
  • 「今回の企画は、平和についていろいろと考えさせられ、今の世の中に欠けているものがいっぱいあると気づかされました。何かわからないけれど、自分の子どもや世の中の子どもたちに、何か伝えていきたいと感じました。」
  • 「笠木さんの歌や雑花塾の方々のギターの演奏にも、込められた深い思いを感じました。手話の歌も入りやすくてよかったです。平和について、日本も加害者の立場であったことを知っておかなくてはいけないと、矢崎さんの話を聞いて思い、またそうせざるを得なかった時代を悲しくも感じました。人間らしく『正しいことは強い!』を信じていこうと思います。」
  • 「笠木さんの歌は詞がとてもすてきで、胸が詰まり涙の出る思いでした。この世の中の人たちみんなが笠木さんのような思いや考えを持っていたなら平和でいられるのに...。これを機会に『草の根』的な存在でありたいと強く思いました。最後の笠木さんの朗読は、私自身がこの手に欲しいと思っていたものでした。」

笠木さんの憲法九条の話 荒馬座の秩父屋台囃子