活動レポート

絆を深めた「八千穂」合宿!「みんなで楽しく叩く!」(山梨県立大学和太鼓部)

山梨県立大学和太鼓部は、大学が創立された2005年度に創部されました。創部者は、福祉コミュニティ学科第1期生の高田舞奈(現在3年生)と、顧問の寺久保光良先生。
現在は一年生12名、二年生7名、三年生6名の計25名で「みんなで楽しく叩く」をモットーに、練習に励んでいます。

主な活動としては、地域の行事への参加があげられます。
これまで「甲府大好き祭り」を始めとし、地域のお祭りでの和太鼓発表、養護学校での和太鼓を通したふれ合い行事、武田神社での和太鼓奉納演奏などを行ってきました。

合宿風景 技術の質を高め、発表でもよりよい演奏を提供するため、毎週火曜日18〜20時までの合同稽古をしています。
毎週水曜日の18〜20時までは自主練習をする時間も設け、さらに練習に励んでいます。
それだけでなく、年に一度、プロの方に太鼓のご指導をいただく機会を設けています。

今回は、民族歌舞団荒馬座のご指導を受け、2007年10月に荒馬座八千穂民族芸能センターでの1泊2日の和太鼓合宿をおこないました。


山梨県立大学 和太鼓部部長/鈴木のどかさんより

合宿風景 今回ご指導下さったのは、荒馬座のナオミさん・マユちゃん・みのりちゃんの3人の講師の方。
現地に着くとすぐ、ナオミさんが今後の練習や生活について細かく計画を練って下さいました。
最大限にこちらの要望を生かしていただき、そのおかげで2日間大変有意義に過ごすことができました。

主な練習内容としては、基礎的な面と曲の練習の二点をお願いしました。が、私たちはまずこの基礎で大変苦戦しました。

体と太鼓の距離、腕の使い方、打ち込む位置など本当に基礎中の基礎がなっておらず、今までしっかり打ち込めていなかったことを再確認しました。
それと同時に、基礎の大切さを改めて実感する機会にもなりました。

曲の練習では、まず私たちの演奏を講師の方たちに見ていただき、その曲について稽古をつけていただくという形をとりました。
その中で、講師の方は「ここはなぜこのような強弱をつけるのか?」・「なぜ腕を振り上げるのか?」などの理由まで丁寧に教えてくださいました。
そのため、それまで何気なく叩いていたところまで意識して「一打一打しっかり打ち込む」ことができるようになりました。
私たちは時間を忘れ、曲の練習にうちこみました。


合宿風景 今回の合宿を通して、部員の絆が深め、また太鼓との絆も深めることができました。
講師のナオミさん・マユちゃん・みのりちゃん、2日間本当にありがとうございました。
合宿で教えていただいたことを忘れずに、これからもますます和太鼓に力を入れていきたいと思います。

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