活動レポート

「楽(がく)」 東京で初の地域公演! ‐熱帯夜のまつり‐

2008年7月25日

2008年の新作『楽-明日への息吹』。東京でのお披露目となる公演は、中野の東大附属中等教育学校の体育館をお借りして上演しました。

学校などは夏休みに入ってすぐの何かとお忙しい時期で、しかも平日の夜という日程でしたが、地域の方々・東京の方々を中心に、遠くは何と九州からもと、たくさんの方々に来ていただきました。


当時発行された実行委員会ニュースを
PDFファイルでご覧になることが出来ます。

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東京での『楽-明日への息吹』のお披露目となる中野の公演は、「『楽』を楽しむ会」の皆さんが実行委員会として、中野や新宿・杉並など地域に広く呼びかけていただきました。おかげさまで約350名を越える皆さんに新作を観ていただくことができました。


熱帯夜の夜に冷房も効かない体育館(団扇をお配りしました。気持ちだけですが...)で、荒馬座の公演史上にも記憶に残るであろう暑い・熱い公演でした。


客席の人いきれのなかでさらに汗をかきながらも、「陸の舟」や「虎舞」の登場に歓声を上げ、「竿灯」ではハラハラドキドキしながらも「ドッコイショ!ドッコイショ!とかけ声をかけてくれ、終始舞台をしっかり見てくれた皆さん、ほんとうに暑い中ありがとうございました。


ご協力いただいたたくさんの皆さん、実行委員会「『楽』を楽しむ会」の皆さん、ありがとうございました。
公演当日に、搬入やら宣伝やらいろいろと手伝ってくれた東大附属中等教育学校の生徒さんもありがとうございました。


 
 
 

アンケートより

  • 「まさに命の息吹を感じさせる公演でした。『創作神楽』も大地・水・火・米などのキーワードから、これだけの壮大な物語を創り伝えてきた芸能ってすごいなと改めて思いました。また、子どもにもわかりやすく楽しめますね。お米をいっぱい食べて、元気に明日からがんばるぞー!」
  • 「祭りをベースにしながら、身体やお囃子などすべてで表現する舞や鼓動に感激しっぱなしでした。日本人の忘れていたものやメッセージを明るく熱く伝えられていたので、ダイレクトに日本人の誇りに気づけました。」
  • 「初めて神楽を見ました。予想以上の迫力、そして美しさに感動しました。開幕の船の仕掛けがかわいくて見ていて飽きませんでした。初めて見るものが多くてとても楽しめました。蒸し暑い中でしたが、暑さが気にならない釘付けになるような演目ばかりで満足です。」
  • 「火の神がいて、水の神がいて、土の神がいて...。荒馬座の皆さんが伝えようとされている昔の日本人の姿。すごく強く心に残りました。『胴上げ』も素敵な儀式だと思います。そうですよね。みんなが『宝』『世界にひとつだけのいのち』。皆さんが首都圏で活動されていることにまた大きな意味があるなと思います。」
  • 「『竿灯』の時は、五歳の娘が汗だくになって『ドッコイショ!ドッコイショ!』と夢中になって声を出していました。会場全体がその魅力にとりつかれひとつになり、とても感動的でした。」
  • 「最初の『陸の船』は開幕にふさわしく、元気でにぎやかで楽しかったです。神楽は話に引き込まれてどんどん見入ってしまいました。唄もわかりやすく物語を引き立てていると思います。第二部は流れるように盛りだくさんの演目で楽しませてもらいました。」
  • 「『創作神楽』の龍はとても迫力があり、お米を日本人が大切に育てていきたいという気持ちが伝わってくるとてもすてきなお話でした。」

 
 

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