活動レポート

『楽-明日への息吹』【広島県福山市】

2008年9月27日

広島の福山での荒馬座公演は4回目となります。
福山に荒馬座を呼ぶ会』の皆さんに作品ごとに取り組んでいただき、すっかりおなじみとなっています。

特に、今回は広島での公演とあって、『楽』の演目「創作神楽」の手ほどきをしていただいた『有田神楽団』の方にも観ていただくことができました。
ご来場いただいた皆さん、ご協力いただいた皆さん、そして『福山に荒馬座を呼ぶ会』の皆さん、本当にありがとうございました。

多くの人に元気と希望を! 『福山に荒馬座を呼ぶ会』則末幸江さん

先日はすばらしい公演をありがとうございました。
大勢の人に観に来てもらえて、「よかった!」「楽しかった!」「いいものを観て感動した。」との声をいただきました。

特に、『創作神楽』は、若い人たちにとっても新鮮で、何より命を大事にしていることが伝わった作品として伝えられ、観るものにも感動があったことは、とても荒馬座らしい作品としてよかったと改めて感じました。

公演に向けての取り組みは、何かとたいへんなこともあったとは言え、若い人たちも何らかの形で実行委員に加わり、公演の当日なども力を発揮してくれたことは、私としても嬉しいことでした。

東京での『楽』の公演も、これから多く続くことでしょう!さらによい舞台へと練り上げて、多くの人に元気と希望を与えて下さいな!
ご活躍を祈っています。

地域に根ざした芸能を実感! 『楽』班・関いずみ

7年ぶりの福山の皆さんは、それぞれが声をかけて集まった新しい若い顔ぶれも加わって、公演の準備、搬入からバラシ(片付け)まで皆で元気に手伝ってくれました。

実行委員長は何と?歳!いつのものように、公演後に設けていただいた交流会の食事は、こだわりの自然食を中心とした実行委員会の皆さんの手作りで、何度か来ているメンバーにはこれも楽しみのひとつでした。『福山に荒馬座を呼ぶ会』の皆さんは、ていねいに手間暇かけて荒馬座の公演をしっかり支えてくれました。ありがとうございました。

神楽のふるさと広島での『楽』の初公演の反応は、やはり「知っているからこそ!」というタイミングで拍手をたくさんいただきました。大蛇が出る、技をきめている、幕が閉じて場面転換する...といった言わば見どころのポイントが、大人も子どもも周知のことである!という事実にびっくり!地域に根ざしてしっかり今を息づいているひとつの芸能・文化というものを改めて実感しました。

アンケートより

  • 神楽は小学生の時に見た記憶がありますが、昔の人は、お米のためにいろいろな思いや願いを込めていたのだなあと感じました。またその伝統を伝えていくことは、本当に大切なことだと思います。
  • 七人とは思えないほどスケールの大きな舞台でした。何よりも皆さんの笑顔が素敵でした。新米の季節ですが、一粒のお米にも感謝していただかなければ...と思いました。
  • とてもよかった!生き生きとした声や姿に、子どもも大人もひとつに笑顔になり、驚きがありました。子どもが静かに感動している様子にも驚き!またぜひ福山に来て下さい。
  • はじめてみて、すごいなと思いました。こえもきれいで、たいこがすごくひびいて、とてもかっこよかったです。」(小4女子)

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