活動レポート

大空組(年長児)「ぶち合わせ太鼓」講習―陽だまり保育園【栃木県高根沢町】

2016年1月15日

2016年の1月15日に、栃木県高根沢町の陽だまり保育園で「ぶち合わせ太鼓」の講習をおこないました。
陽だまり保育園では、太鼓や民舞の実践が盛んで、日常の保育の中でもいろいろな太鼓や踊りにふれ楽しんでいます。

毎年の卒園式では、大空組(年長児)の子どもたちが「ぶち合わせ太鼓」を叩いて卒園していきます。

大空組(年長児)の子どもたちは、昨年の12月中旬から叩き始めて、練習を重ねてきました。1月の荒馬座の鑑賞会のオープニングでもこの「ぶち合わせ太鼓」を披露することになり、公演の前に一時間ほどの講習をすることになり、公演に出演する演技者のメンバーが講師を務めました。

講習の始めにまずは見せてもらうと、口伝がまだ途中でしたが、みんな太鼓にしっかり向かって一生懸命叩いてくれました。
次にこちらで叩いてみせると、目を丸くして真剣に見てくれ、やる気モードが一気に高まったようでした。

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「バチは天井に近く!」
「お尻は床に近く!」、
「太鼓の真ん中めがけて思いっきり叩く!」
「ソーレ!のかけ声をしっかりかける!」
叩いてもらいながら、こうしたポイントを伝えると、がんばって構え直して、腕をしっかり上げて、元気なかけ声をかけて、気合いの入った表情で身体いっぱいに、思いっきり叩いてくれました。

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その後の練習への向かい方は園長や担任の先生がびっくりするほどでした。

いよいよ公演前の本番!
ちょっぴり緊張した様子でしたが、袖で見守る荒馬座のメンバーの顔を見てこくんとうなずいて、みんな一気に気合いを入れて張り切って叩いてくれました。

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続けておやこで荒馬座公演の鑑賞。
参加してくれたのは約200名のおやこ。客席は日頃から太鼓や民舞に親しんでいる保育園ならではの雰囲気で、子どももおとなも集中した真剣なまなざしで舞台を見つめてくれていました。水口囃子獅子舞荒馬踊りソーラン節ぶち合わせ太鼓と、温かい拍手やかけ声をもらいながらの約40分の公演はあっという間に過ぎてしまいました。
そして、すかさずアンコールの声!荒馬踊りの二つ跳びを年長さんに元気に踊ってもらい、そしてみんなで総跳ね!舞台も客席も一緒になって跳ね続けて盛り上がりました!

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