活動レポート

『絆太鼓』ソーラン節・ぶち合わせ太鼓」講習【埼玉県上尾市】

2016年3月 8日

2016年3月に埼玉県上尾市で、地域で活動している和太鼓サークル『絆太鼓』の「ソーラン節」と「ぶち合わせ太鼓」講習にうかがいました。

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『絆太鼓』の皆さんは、ソーラン節は以前から踊っています。
ひとまず振りは覚えたけれど、ふだんの稽古の中でどのように稽古すればいいのかを悩んでいるということでした。

今回の講習では、少しでも踊りのイメージがふくらみ、サークルの皆さんがお互いにそのイメージを共有して、こんな風に踊ろう!踊りたい!!と共通して思い、かっこよく踊れるようになればと思いました。

まず皆さんに踊ってみせてもらうと、『絆太鼓』らしく皆さん一生懸命に踊ってくれました。
...、やはり振りの曖昧な部分もちょっとありました。また、一生懸命なのはいいのですが、隣で踊っている人と一緒に作業している雰囲気がいまひとつ足りない部分も見て取れました。そこで、まずは踊りのイメージ、漁のイメージ作りから始めました!

ソーラン節は、漁のイメージが大事!
どんな漁師?どんな海?どんな魚?

仲間で一緒に船を漕ぐとはどんなこと?
苦労して櫓を漕いで網を引いて、そして大漁となった喜び!!!
かけ声をかけて、息が合い、気持ちが合って、つらい作業も乗りこえられる!!!

イメージを持ってから、私たち講師が踊った姿を見てもらい、また仲間の踊りを見てみるようにしました。
そして自分が踊ってみて、よかったことやこうした方がいいと感じたことなどを出し合ってみると、そこには大きな気づきがありました。

気づいたことを仲間にアドバイスをすると、自分が踊る時にもそのことに自然と気を付けるようになります。そしてアドバイスを受けても素直にありがたい気持ちで受け止めることができるようになり、お互いに刺激し合い、切磋琢磨しながらの稽古となりました。

もちろん短い時間での稽古なので、たくさんの気づきやこうしたい!という気持ちはありながら、身体の方がまだまだイメージ通りには動かない...というもどかしさも感じながらですが、...それでもお互いに見合うと自然にアツい拍手がわくほどカッコいい踊りとなりました!

春からはまたサークルとしてイベントなどに出演する機会も多くなるそうです。
この講習を機会に、「絆丸」がますます大漁となるように!!応援しています!!!

演技部... 西田真弓

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