お知らせ
「荒馬座緊急支援募金」のお礼
「荒馬座緊急支援募金」へのご協力ありがとうございました
この度は、荒馬座へのご支援、誠にありがとうございました。
誰もが大変な状況でありながら、連日多くの方々からご協力を寄せていただきました。また、支援募金だけではなく、心にしみるメツセージや、お米、野菜などの物資やマスクなど、座員の体調を気遣ってのあたたかいご支援に、力をいただいております。皆さんが荒馬座の存続を心配して、芸能の灯を絶やさないために......と寄せてくださる思いと同時に、その責任の大きさもひしひしと感じています。
今現在、公演や太鼓民舞教室で皆さんとお会いすることができない中ですが、「インターネツト配信で公演が見たい。」「オンライン講座をやって欲しい。」といった新たなご要望もいただき嬉しい限りです。舞台上演や、お客さまとのふれあいを大切にしてきた私たちにとってＳＮＳを利用した世界は、ほとんど未知との遭遇に等しく戸惑いも多いのですが、限られた条件の中で、この状況に適応する新たな発信も模索しています。この間に休園中の保育園の企画で、家に居る子どもたちと荒馬座で「テレビ電話」（Zoom）でソーラン節を踊る試みができました。Facebookでも個人稽古などの様子を動画で発信しています。このような未曾有の状況ではありますがだからこそ、次世代につながる財産を生み出す機会と捉え挑戦していきたいと思います。
「人と人がつながる」という芸能の本質を見失わず、この間にあたたかくご支援下さったみなさまからいただいたお気持ちを胸に刻んで、直接お会いしてご恩返しができる日に向け、準備を進めて参ります。完全な収束、元の生活に戻るまでにはまだ少し時間がかかりそうですが、みなさまもお身体には十分お気をつけてお過ごし下さい。たくさんのご支援本当にありがとうございました。
2020年6月
荒馬座 代表 金子 満里
座員一同