教育・保育現場での実践
「日本の子どもに日本の踊りを」と、民族舞踊の実践が教育や保育の現場で取り入れるようになってから、はや半世紀ほどがたつでしょうか。
運動会や学芸会などの行事に向けて、子どもたちみんなで取り組むことができる日本の民族舞踊や太鼓を始めとする和楽器が扱われるようになってきています。
音楽科でも和楽器にふれたり、「総合的な学習」や「伝統文化体験」などさまざまな観点から太鼓や民族舞踊も含めた日本の伝統文化にふれるといった内容のことが、指導要領でも具体的に取り入れられるようになってきました。
太鼓や踊りなどの民族芸能を通して、みんなの息を合わせる、みんなで協力してつくる大事さや楽しさにふれながら、子どもたちの生きる力を育みたい。
荒馬座も、先生方や保育士の皆さんととさまざまに連携して、研修会に講師としてうかがったり、授業の講師として直接子どもたちと伝えたりする機会を持ちながら、教育・保育での現場での日本の太鼓や民族舞踊の実践が広がるような活動をしています。荒馬座の太鼓民舞教室や「鼓舞志の会」などの場でも、先生方や保育士の皆さんの実践交流の場をつくるように務めています。
開催日程
荒馬座 鼓舞志(こぶし)の会
鼓舞志(こぶし)の会は1987年に発足しました。教育や保育の現場で民舞や太鼓を広めている皆さんの実践交流と、情報交換・相談・研究の場として、年に数回の例会をおこなっています。
ここ数年では、「さんさ踊り体験講座」や「南部よしゃれ体験講座」など、様々な実践交流の場を設けて活動しています。
実施例・レポート
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エイサーで卒園のお祝いを!―「子どもへのまなざし」エイサー講習会
2016年1~2月に東京都日野市のNPO法人「子どもへのまなざし」で「エイサー」講習をおこないました。 「子どもへのまなざし」では、2015年2月15日に「まなざしの観劇会」として 荒馬座公演『みんなのおまつりひろば』に取り組んでいただいています。今回は、3月の子どもたちの卒園の際に、保護者の皆さん… >> 詳しく見る
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「荒馬踊り」の実践のひろがり―女の都・第二女の都幼稚園【長崎県長崎市】
2016年2月2日、長崎県長崎市の「第二女の都(めのと)幼稚園」で「荒馬踊り」の講習をおこないました。都内や首都圏各地域の保育園や幼稚園で子どもたちに向けて「荒馬踊り」の講習をおこなう機会は多いのですが、今回は長崎県の幼稚園からの依頼で飛行機で往復する(?!)「日帰り」の「荒馬踊り」講習in長崎、と… >> 詳しく見る
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大空組(年長児)「ぶち合わせ太鼓」講習―陽だまり保育園【栃木県高根沢町】
2016年の1月15日に、栃木県高根沢町の陽だまり保育園で「ぶち合わせ太鼓」の講習をおこないました。陽だまり保育園では、太鼓や民舞の実践が盛んで、日常の保育の中でもいろいろな太鼓や踊りにふれ楽しんでいます。毎年の卒園式では、大空組(年長児)の子どもたちが「ぶち合わせ太鼓」を叩いて卒園していきます。… >> 詳しく見る
その他の実施例・レポート
- こばと保育園「夕涼み会」―子どもたちも、先生も、お父さんもお母さんも楽しく―【埼玉県富士見市】
- 「鳩の森愛の詩保育園」四園合同職員研修【神奈川県横浜市】
- 保育に生かす「荒馬踊り」―第45回全国保育団体合同研究集会(2013神奈川合研)―実技講座【神奈川県横浜市】
- こばと保育園 夕涼み会 荒馬座と子どもたちと職員たちの夢のコラボレーション!
- 鼓舞志の会「虎舞」実践交流会
- 鼓舞志の会「南部よしゃれ体験講座in岩手」-座布団一枚の空間に繰り広げられる深き世界-
- 鼓舞志の会『保育園・地域で創作したお囃子』実践報告会
- 鼓舞志の会「さんさ踊り」体験講座
- 鼓舞志の会「南部よしゃれ体験講座in雫石」-この土地で、半世紀以上も踊り続けてこられた方々の踊りに触れて-
- シリーズ「太鼓・民舞の息づく保育園」
- オープニング―獅子舞、荒馬踊り「第40回全国保育団体合同研究集会in東京」