教育・保育現場での実践

「日本の子どもに日本の踊りを」と、民族舞踊の実践が教育や保育の現場で取り入れるようになってから、はや半世紀ほどがたつでしょうか。
運動会や学芸会などの行事に向けて、子どもたちみんなで取り組むことができる日本の民族舞踊や太鼓を始めとする和楽器が扱われるようになってきています。
音楽科でも和楽器にふれたり、「総合的な学習」や「伝統文化体験」などさまざまな観点から太鼓や民族舞踊も含めた日本の伝統文化にふれるといった内容のことが、指導要領でも具体的に取り入れられるようになってきました。

太鼓や踊りなどの民族芸能を通して、みんなの息を合わせる、みんなで協力してつくる大事さや楽しさにふれながら、子どもたちの生きる力を育みたい。
荒馬座も、先生方や保育士の皆さんととさまざまに連携して、研修会に講師としてうかがったり、授業の講師として直接子どもたちと伝えたりする機会を持ちながら、教育・保育での現場での日本の太鼓や民族舞踊の実践が広がるような活動をしています。荒馬座の太鼓民舞教室や「鼓舞志の会」などの場でも、先生方や保育士の皆さんの実践交流の場をつくるように務めています。

荒馬座 鼓舞志(こぶし)の会

鼓舞志(こぶし)の会は1987年に発足しました。教育や保育の現場で民舞や太鼓を広めている皆さんの実践交流と、情報交換・相談・研究の場として、年に数回の例会をおこなっています。
ここ数年では、「さんさ踊り体験講座」や「南部よしゃれ体験講座」など、様々な実践交流の場を設けて活動しています。

実施例・レポート

その他の実施例・レポート