上演2年目『楽-明日への息吹』、変わったところは?

楽-明日への息吹』、6月も各地の小学校鑑賞教室での公演をおこなっています。
上演2年目、構成・演出を一部練り直し、新アンサンブルで臨んでいます。

大道具なども一部手を加え、張り出し舞台を改造しました。
(これは舞台を観てもわからない部分ですが…)

張り出し舞台に使う台(「山台」と言っています。)の足の部分を、
これまでは板をボルトで締めて組み合わせていたのですが、
蝶番(ちょうつがい)」をつけて、しかも「抜き蝶」と言って、ばらせるように加工しました。

これで、「山台」が組み立てやすくなり、「仕込み」の時間が大幅に短縮
時間にゆとりを持って、リハーサルや公演の準備などができるようになりました。
※この「仕込み」は、公演当日の道具の搬入から始まる舞台づくり全般の作業のことです。

大道具・小道具のひとつひとつ、衣装の準備やたたみ方ひとつ、
さらにはトラックやワゴン車への道具の積み込みの順番など、
それなりに日々工夫を重ねつつ、作品も含めて進化(?)していくのです。

どんな仕事でも同じですが、小さな作業の積み重ねがいい仕事へとつながるもの。
舞台公演では、演技はもちろん、仕込みでも一人一人それぞれの持ち場で心がけています。

楽-明日への息吹』の小さなバックステージ情報でした。

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