『楽-明日への息吹』、上演を終了しました!

小学校鑑賞教室・地域一般公演用作品として、2008年4月以来上演してきた『楽-明日への息吹』、先の12/9の熊谷の奈良小学校の鑑賞教室をもって最終公演となり、4年間の上演期間をおかげさまで無事に終了しました。

首都圏を中心とした各地の小学校鑑賞教室や地域や保育園を主催とした一般公演として、92箇所での119ステージの上演で、この4年間で延べ約50,000人の方々にこの作品を観ていただきました。

体育館のフロアとステージを幅広く使い、客席の真ん中の通路から「陸の船」が登場する開幕から、創作神楽「米作りの始まり」。『有田神楽団』の方々より再にわたり神楽の舞と囃子の手ほどきを受け、構成・振り付けについてもいろいろとたいへんご協力いただきました。おかげさまでたいへん好評でした。

第二部の開幕は、荒馬座の地元板橋に伝わる民族行事「田遊び」を基にした「早苗の神胴上げの儀」。
心身技術研究所』の方々に「ナンバ式」の身体技法を学び、余分な力を使わずにしかも安全に「胴上げ」ができるようご指導いただきました。「ホーイホイ♪」の唄にのって「胴上げ」されてくれた皆さんにも感謝いたします。考えてみれば、例えばプロ野球の選手や監督でも「胴上げ」を体験できるのはごく一部ですよね。なかなか経験できない機会だったかもしれません。

このように、『楽-明日への息吹』は、さまざまな方々のご協力を得て、何よりも観客の皆さんに育てていただきました。2009年度 厚生労働省社会保障審議会特別推薦児童福祉文化財」作品の指定も受けました。

舞台美術を担当していただいた下野正晃さん、音楽を担当していただいた安達元彦さん・岡田京子さんをを始め、ご協力いただいたすべての皆さん、取り組んでいただいた方々、そしてこの作品を楽しんで観ていただいたすべての皆さんに感謝申し上げます。

それでは、2012年4月より上演開始予定の新作にご期待下さい。

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