白露の候、ようやくしのぎやすくなりましたが、
思えば二週間と少し前までは「夏の太鼓民舞講座」でした…。

その夏の講座の最後、トリを飾ったのが川越地域講座。
今年は川越では初めてとなる「虎舞」！
それでも毎年保育士の方の参加が多く、園での実践に向けて、踊りに加えて「お囃子（笛と太鼓）コース」も設けました。

今年の「虎舞」の講座では、頭の扱いもさることながら、後ろ足の役割の重要性が強調されました。
するとすぐにかけ声でも「後ろが大事だ！後ろが大事だ！」と囃されて、またこれを受けて「前も大事だ！前も大事だ！」と実に息の合った即興のかけ合いが！
踊り手の皆さんも、このかけ声に力を得て、「遊び虎」「笹ばみ」「跳ね虎」をしっかりと、もちろん前足と後ろ足がピッタリ息を合わせて、踊り切りました。

笛と太鼓のお囃子は、虎舞の経験者や笛のベテランが多く、踊り手をひたすら励まし勢いづけ、記念すべき川越虎舞の一年目をにぎわせてくれました。

一年目からこの勢い！川越に虎舞あり（?!）と、大きく広がることが期待されます！！