11/13(日)に前橋で『荒馬座二人会』がおこなわれました。
長島敏治(ビン)・中村志真(シマ)の出演による唄を中心としたこの『二人会』もおかげさまで回を重ね、今回はこれまでの『二人会』を基にして、「杓子舞」なども取り入れたものとなりました。
開幕は「酒屋唄」から「八丈島太鼓(ドンドラ)」で、続いて「里の唄海の唄」として、東京民謡の「これさま」「鮎かつぎ唄」また「海の作業唄」などをそれぞれのソロの唄でお届けしました。さらに「樽ばやし」、実行委員会のメンバーがお囃子に加わっての「獅子舞」、三味線と唄で「俵つみ唄」、『...四人集』公演以来となる「杓子舞」、最後は「八丈島太鼓(本囃子)」で市めくりました。満席の会場からのアンコールには「玉すだれ」でお応えしました。
終始あたたかい拍手をいただき、「杓子舞」では大笑いしていただいた、ノリのいい皆さん、ありがとうございました。
【公演のアンケートよりご感想を紹介します】
▼「いつも大きなステージで荒馬座を観ているのですが、今日のような会もいいなと思いました。客席と舞台がとても近く、アットホームな感じでほっとしたひとときでした。」
▼「いろいろな労働の中から生まれた唄が、働く実感が感じられてとてもよかった。」
▼「民謡を聴く機会というのはこれまでなかったので、今回改めて民謡ってその時の情景や働く人々の思いが込められているんだなあとなんだか心があたたかくほんわりして楽しくなった。『杓子舞』や『玉すだれ』もとてもよかった。」
▼「お二人の豊かな表情と歌声を、また華麗なバチさばきなどに、元気をいただきました。小さな子や大人たちの笑顔、とても楽しかったです。いろいろたいへんな時代ですが、笑顔で暮らしていきたいですね。癒しになりました。またぜひ観たいです。」
▼「たくさん笑わせてもらいました。二人のの息がぴったりでおの気持ちがよく伝わってきました。また次の公演まで、心ホッカリ過ごせそうです。」
▼「『海の唄里の唄』・『樽ばやし』、ともに出演者二人のかけ合いが絶妙でよかったです。唄に動きも加わり盛り上がりました。『俵つみ唄』、三味線の音色・唄、ともによかったです。『杓子舞』もコミカルでよかった。演劇的なものに太鼓のリズムが加わり新鮮でした。会場の皆さんが集中してみていました。」
▼「どれもこれも心にビンビン響く舞台でした。『杓子舞』は、最初から最後までムズムズさせられ大笑いで楽しみました。ずっとずっとお元気で、あたたかい心を届ける舞台をお願いします。」
▼「東京の民謡は初めて聴きました。これからもいろいろな民謡を歌い継いでいってください。バラエティに富んだ演し物を宴会気分で味わえたような楽しい公演でした。」
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