活動レポート

「ぴーひゃらどん」 川越「すみれ保育室」鑑賞会

2010年7月 7日

2010年の荒馬座の新作、〜 3歳おやこ対象小作品『ぴーひゃらどん』。

7月の試演会を経て、川越の乳児保育室「すみれ保育室」で初演となりました。

ちょうど七夕の日で、保育室では手作りの七夕飾りが『ぴーひゃらどん』の三人衆を迎えてくれました。そして、生後8週から2歳児までの子どもたちと保育士さんを前に、『ぴーひゃらどん』のはじまり、はじまりー!

ゆったりとした時間の中で! 「すみれ保育室」高橋 良美さんより

写真 川越にある「すみれ保育室」は、0歳児(生後8週)から2歳児までの子どもたちが毎日にぎやかに過ごしている定員19名の家庭保育室です。
子どもたちに生の音楽や芸能に触れさせたいと思っても、太鼓や人形劇など幼児向けの作品は実際には対象は3歳以上の作品ばかりです。その幼児向けの作品を「0歳児でも楽しめますよ。」と勧められ子どもたちと楽しんではいましたが、もっと小さい子どもたちを対象にした作品を作ってもらえないかとずっと思っていました。

写真 この7月に荒馬座が保育室にやってきて、0歳から3歳を対象にした新作の『ぴーひゃらどん』を見せてくれました。
子どもたちが慣れているいつもの場所でゆったりとした空気の中、穏やかな太鼓の音や様々なお囃子の楽器の音、踊りや歌にほんわかと包まれ、子どもたちは本当に心から楽しみ、暖かい笑顔や、真剣に目を見張って見つめる表情を見せていました。まだ誕生日を迎えていない1歳にならない小さい子でも、舞台のひとつひとつの動きに興味をもってしっかり見ていて、目で追い笑ったりすましたりしている姿は、私たちが思っていた以上に新鮮な驚きと喜びでした。

写真 終わってからも子どもたちは口々に自分が見た情景を一生懸命話してくれました。お姉さんが「♪ルルルルル♪」って歌ってたとか、踊りの様子、太鼓のこと、布が頭の上をひらひらってきて頭にくっついたと、本当によく見ていたなと感じられる話しぶりに、見せていただいて本当によかったと思いました。

写真 小さい赤ちゃんや子どもがゆったり心地よく包まれるような愛情あふれる芸能で子どもたちと一緒に楽しい心癒される時間を過ごしました。小さい子どもたち心の中に何かが残ってくれたら嬉しいな...子どもにとっても大人にとっても素敵なひとときでした。

写真 写真

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