人と人の絆をつくる
民族芸能は、人と人、地域をつなぐ上で優れた力を持っています。
祭りとは、祖先から手渡された地域の宝です。
祭りを作っていく過程に、子どもも青年も大人も成長していき、絆を深める要素がとてもたくさんあるのです。
ところが生活の形態が変わり、地域の絆や人のつながりが薄れた現代では、祭りそのものが無くなってしまったり、イベントやショー化してしまい、本来の意味を見失ってしまうことが少なくありません。
荒馬座は、民族芸能を通して地域や人のつながりをつくるお手伝いをします。
ここにご紹介する取り組みは、芸能を通してつながりをつくりたいと願って活動している方々です。
誰もが共生できる文化を

障害を持つ人も持たない人も、子どもも大人もお年寄りも、いろいろな垣根を超えて一緒に楽しめるのが芸能の魅力です。
ともに楽しみ、喜びを分かちあう中で、自然に皆が協力し合い、互いを助け思いやる心も生まれています。
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お祭り・イベントづくり

荒馬座では、イベント等のプロデュース・演出・舞台スタッフ、企画の内容によっては出演までと、様々な形で関わっています。
また、地域でのお祭りづくりなどにも協力しています。
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地域のサークルとの交流

家族でも仕事でもない人間関係は、人生を豊かにしてくれます。
荒馬座の準座員が関わったり、荒馬座公演の実行委員会のつながりから生まれたサークルが、それぞれの持ち味のある活動を展開しています。
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公演実行委員会

荒馬座公演を地域で実施するためにつくられる集まりです。
公演成功というひとつの目的に向かって、苦労や喜びを共にし、協力しあい熱くなっていき、地域の絆がつくられていきます。
そんな実行委員会づくりは、時間も労力もかかりますが、人間関係が希薄といわれる現代においては、重要な取り組みだと思っています。
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準座員の活動

別に仕事を持ちながら荒馬座の活動をしているメンバーが「準座員」です。
2010年度には「荒馬座準座員」は100名を越え、「働くものの文化を働くものの手でつくろう!」と首都圏各地で荒馬座の活動を支え広げる大きな力となっています。
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創作囃子の作調(作曲)

主に町おこしの一環として、自治体などからの依頼で、地元の特色を生かした太鼓囃子作りのお手伝いをしています。
これまでに作調したお囃子はそれぞれが地域のお囃子として地元に定着し、地域の人から人へ世代を越えて受け継がれるようになっています。
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