活動レポート

「子どもネット八千代」鑑賞例会『みんなのおまつりひろば』【千葉県八千代市】

2012年9月 8日

2012年9月8日(土曜日)に 、千葉県八千代市で荒馬座公演『みんなのおまつりひろば』を上演しました。
地域で舞台鑑賞や地域の子育て支援事業などを中心に幅広く活動しているNPO法人「子どもネット八千代」の鑑賞例会として取り上げていただきました。

子どもたちの健やかな成長のために 子どもネット八千代 事務局長 三浦 あけみ

『子どもネット八千代』は、「文化的な体験を通して、子どもが人とかかわりあいながら心豊かに育つ地域社会を子どもとともにつくります」をミッションに揚げるNPO法人です。
任意団体八千代おやこ劇場として12年、法人格を取得してから10年が経ちました。主な活動は、舞台鑑賞やキャンプ等の子どもの体験、季節の行事や三世代交流等地域に根ざした活動(地域づくり)、そしてアートスタートを含む乳幼児親子ワークショップやお母さんの居場所づくりとしての子育て支援を三本の柱としています。
現在約400名の親子が会員として日々の活動を楽しんでいます。

荒馬座公演は、乳幼児向けの『ぴーひゃらどん』から、小学校の体育館を会場とした大きな作品まで行っており、八千代には幅広い世代の荒馬座ファンがいます。九月の『みんなのおまつり広場』では親子で事前のワークショップもおこないい、充実した取り組みができました。  民族芸能を通して地域や人のつながりをつくろうと活動されている荒馬座さんと私たちとは共通することが多く、これからも子どもたちの健やかな成長のために、公演を通して人と人がつながっていけたらと思います。
 『子どもネット八千代』サイトより

会場が一体となったいい時間を共有!  鑑賞部 荒堀眞理子

荒馬座の名の通りあばれ馬の様に跳ね上がり踊る『荒馬踊り』!野うさぎの後ろ足のばねを感じさせる、高さの尋常でない『うさぎの踊り』。私のお気にいりは何といっても『バッタのおどり』、これはもはや人間の動きではない!

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『鶴の舞』は白い大きな鳥が大空を旋回し、ひと声美しく啼く姿が目に見えるようだった。
『獅子舞』にいたっては、「次は獅子舞...」の紹介の言葉が終わらないうちに会場は急にザワザワしだし、移動もちらほら...。「何が出てくるんだろう...」怖いもの見たさ半分で席から動けず、じっと堪え息をひそめステージを見つめる子どもたち。獅子が登場すると会場中が騒然となり泣き出す子が続出。「わたし大丈夫だった!」とドヤ顔の女の子。気がついたら目の前に獅子の大きな顔が...、とてつもないショックに思わず涙があふれた男の子。そんな一人ひとりの「こどもらしい涙」にほほえましい幸せを感じた大人たち。

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会場が一体となったいい時間を共有できました。 荒馬座さんありがとうございました。

公演後のアンケートを紹介します

・ししまいがきてくれて、よかったです。なまではくりょくがあってよかったです(年長 女)
・太鼓をたたきたくなった。きょうたのしかった。(小二男)
・たのしかったです。(獅子舞に)かまれました。(年長 男)
・沖縄のおどりがびっくりして楽しかったです。(小四女)
・たいこがすごくじょうずでかんどうしました。(小五男)
・日本じゅうのいろいろなおどりが見れてよかったです。(小五女)
・各地方のお祭りを八千代で見ることができて、とても楽しかったです。(大人 女)
・おまつり気分満喫できました。(大人女)
・躍動感のある踊り、スカッとしました。(大人女)    

※『子どもネット八千代』広報紙「ひろば」No.222より転載     

【当日のプログラム】
アイヌのうたと踊り/沖縄のうたと踊り(国頭さばくい・エイサー)/獅子舞荒馬踊り/花笠踊り/ぶち合わせ太鼓