ふるさとまつり四季彩々 ‐春夏秋冬おまつりをしてはたらいて‐

わたしたちのふるさとの一年を、唄と踊りと太鼓のお囃子でめぐってみましょう!
こころはずむふるさとのおまつり、お囃子を楽しんで下さい!

>> チラシ画像(別ウインドウが開きます)

>> 上演の規模や対象

上演プログラム

プロローグ

◆十二月囃子
季節のお祭りの一年をめぐるお囃子。 玉すだれにのせて楽しく囃し唄います。
一月  正月 鏡餅
二月 節分 鬼は外
三月 節句はひな祭り
   お内裏さまとお雛さま
四月 桜のお花見だ
五月 空にはこいのぼり
六月 田んぼでお田植えだ
七月 七夕 願いごと
八月 お盆の船が来る
   ご先祖さまの船が来る
九月 満月 お花見だ
    月ではうさぎがお餅つき
十月 稲刈り万作で
    こうべを垂れる稲穂かな
十一月  焚火で焼き芋だ
十二月  お寺の除夜の鐘

◆ソーラン節
北海道でニシン漁の作業唄として歌われてきた「沖揚げ音頭」の一つの「ソーラン節」にのせて、舟をこぐ様子や漁の作業の様子などを表した踊りです。 大漁を願い、力と心を合わせて働く喜びと大漁のにぎわいを、明るく力強く唄い踊り囃します。
※子どもたちの太鼓の伴奏で
児童生徒の代表に太鼓を叩いてもらって踊ります。客席からは手拍子でにぎやかに囃してもらいます。

◇春まつりのお囃子

春まつりの時に「秋にたくさんお米が取れますように!」という「予祝」の願いを込めて囃されるお囃子。
軽妙な笛の調べと、にぎやかな鉦のリズムにのって、大太鼓と小太鼓がかけ合う楽しいお囃子です。

◇筝の演奏
●七夕
●ホタル
ほ ほ ほたるこい
あっちの水は苦いぞ
こっちの水は甘いぞ
山道来い 豊年満作また来い来い

◆雨乞い太鼓
お百姓さんにとって雨が降らず作物が育たない時ほどつらいことはありません。日照りが続く時には、天の雨の神様に太鼓を叩いて雨を降らせてくれるようにお願いをしました。
しめ縄につけられたギザギザの紙(幣束)は稲光を表しています。雷が鳴り稲光が起きて雨が降りますようにと、願いを込めて叩かれてきた太鼓です。

◆豊年さんさ
「さんさ踊り」の始まり...
「岩手」の地名にまつわる言い伝えです。

鬼は取り入れの秋になると毎年村を荒らしにやってきます。「もう我慢なんねえ。」村人たちは力を合わせて必死で鬼と戦い、ようやく鬼を捕らえました。鬼は「もう二度と悪さをしない。二度とこの村を荒らさない。」と約束して証しに岩に大きな手形を残しました。
それが「岩手」という地名の起こりとなり、鬼を追い払った村人たちはうれしさの余り三日三晩踊り明かしたそうです。

♪サッコラチョイワヤッセ♪

◆冬まつりのお囃子
稲刈り終えて 山に帰るは
水の神さま龍さま ♪コラショイ
迎える春も お田の神さま
にこにこ笑うて来てたもれ
         ♪コラショイ

冬の夜まつりで囃されるお囃子。力強く打ち込む大太鼓、バチさばきも鮮やかな小太鼓、しっかりリズムを刻む鉦、太く響く笛の調べ、見所満載のお囃子です。

◆獅子舞
獅子は「家内安全」「商売繁盛」「天下太平」「厄除厄払」といった人々の願いを込め、昔から日本各地でさまざまな形で踊られてきました。
粋な江戸囃子にのって、小気味よく獅子頭を操り、いなせに舞う江戸の「寿獅子」を、皆さんのご健康と幸せを願って舞います。

エピローグ

◆十二月囃子

上演時間 約60分

※プログラムは変更することがあります。

メッセージ

わたしたちのふるさと日本は春夏秋冬の四つの季節がはっきりとしていて、その季節ごとにいろいろなおまつりがあります。
わたしたちの祖先は、その折々に、家族のみんなが健康でありますようにと願い、節句やお祭りをして楽しんできました。
そんなわたしたちのふるさとの一年を、唄と踊りと太鼓のお囃子でめぐってみましょう!
こころはずむふるさとのおまつり、お囃子を楽しんで下さい!

作・構成・演出 金子満里

レポート