国際交流

日本の文化とは?と聞かれた時に、どのような答えをするでしょうか。
国際交流や日本の文化を考える上で、働く人々の生活の中で生まれ育まれて受け継がれてきた日本の民族芸能への視点はとても大切なことだと思います。

荒馬座では、海外公演や外国の方を対象としたワークショップのほか、海外への旅行やホームステイの前に日本の文化を身に付けたいとのご要望にもお応えしています。

活動の内容

ベトナム親善公演荒馬座は、これまでに何カ所かで海外公演をおこなっています。
さかのぼると1975年の「カナダ公演」(東部地区8箇所)に始まり、1993年の「中国・北京公演」(「日中国交正常化二十周年記念イベント」に参加)、1995年の「ベトナム親善公演」(首都ハノイと北部山岳地帯で延べ18ステージ公演)、2007年の「パラグアイ日本人移民七十周年記念公演」、2008年の「ブラジル日本人移民百周年記念荒馬座ブラジル公演」(文化庁国際芸術支援事業・外務省日伯交流年事業認定)など。
縁あってさまざまな団体からの招聘を受けたり、日本の文化として荒馬座を海外の人に見てもらいたいという現地をよく知るコーディネーターやスタッフ、荒馬座を応援して送り出してくれた方々の熱意に支えられて、このように、日本の民族芸能の舞台公演を通して、日本の文化を海外の各地に伝える機会を何度か得ています。
2009年には、「国際交流基金日本文化紹介派遣事業」の一環として、南米のパラグアイとブラジル二国六都市で延べ31回にわたる太鼓指導・太鼓ワークショップなどもおこなっています。

日本の文化にふれる体験をということで、日本に来られた外国の方を対象とした太鼓ワークショップなどをおこなう機会も多くなりました。太鼓や踊り・唄といった日本の民族芸能にふれることが、文化を通じた国際交流の一環となればと思います。

外国語を学んで修学旅行で海外にホームステイする高校などで、事前の取り組みとして日本の唄や踊りを身に付けたいというご要望にお応えしての太鼓や踊り・唄などの講習もおこなっています。

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