芸能取材と文化交流

荒馬座の舞台創造は、全国各地に伝えられている民俗芸能を基としています。

各地でおこなわれている伝統的な芸能やお祭り・民俗行事などの取材へ訪れることも多く、地元の芸能の雰囲気を肌で感じる体験が、荒馬座の舞台創造の原点でもあり、演技者の糧・エネルギーとなっています。

活動の内容

稽古風景 これまでに岩手県岩泉町の『中野七頭舞』、岩手県釜石市『鵜住居虎舞』、新潟県新崎『樽ばやし』、沖縄のエイサーの『園田青年会』などを始めとして、地元で芸能を伝承している各地の保存会との関わりを深め、保存会の方々に直に芸能の手ほどきを受ける貴重な機会も得ています。東京で活動する歌舞団として、東京に古くから伝わる江戸里神楽『若山社中』の方々から江戸囃子や獅子舞などの手ほどきも受けています。

荒馬座創立40周年記念公演『誓い新たに』を機に、岩手県大船渡市の『浦浜念仏剣舞保存会』との関わりも深まり、毎年の新盆供養の行事「初茶供養」にも参加して踊りに込められている地域の皆さんのつながりや思いなどを学ばせていただいています。

また、荒馬座では作品を創る際にさまざまな分野の専門家の方々にご協力をいただいています。音楽や踊りの振り付けなどにご協力をいただき、日頃から演技者がそれぞれ三味線や箏などの楽器などの手ほどきを受けたり、踊りを習ったり、演技部の訓練として演技者全員で稽古をつけていただいたりすることもあります。折にふれて、それぞれの専門家の方々に荒馬座の「あとりえ企画」などに出演していただく機会もあります。

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